サマーファン、発表会を見て世界を見る

f:id:anjelinax:20190728041527j:image

ハワイの小学校は、8月スタートです。

6月末に学校が終わり、7月いっぱいが夏休み。

日本と少しずれてますね。

7月の夏休み期間、子供達はどうするのか、というと、たいていサマーファン(summer fun)に行きます。

 

Summer fun とは

ホノルル市が主催の、子供達が夏休み中に楽しめるプログラムを盛り込んだイベント。

各所で様々なサマーファンが行われていて、内容、料金、預け時間、それぞれ異なるので、事前サーチが必要。対象年齢は小学生です。

観光客でも参加できるものもあります。

 

息子が参加した、現地主催のサマーファン

ホノルル市が主催しているサマーファンのひとつに参加しました。

約3週間で、75ドル。(8:00〜14:00)

14:00〜17:00の延長を申し込むと、+300ドル。

 


 

何をやっているのか?

毎日、勉強のようなものはせず、ひたすら遊んでいたようでした。ビーズアクセサリーを作ったり、ゲームをしたり、音楽を聞いて踊ったり。

みんなでプールに出かける日もありました。

毎日友達やお兄さんお姉さんと遊んでもらえるので、とても楽しかったようです。

 

最終日に、発表会。

サマーファン最終日、期間中に練習していたダンスのお披露目発表会がありました。

地元の高校生や大学生がショーを盛り上げてくれます。全体は劇になっていて、メインキャストは高校生や大学生。劇中のダンスや歌を、サマーファンに参加している子供達が行います。

 

セットもしっかり作り込んであります!

f:id:anjelinax:20190728040129j:image

満席で、ホールに人が入れず。

外から、モニター越しに見る保護者も多数。

日本だったらクレーム来そうです。車椅子や、杖をついたご老人の方も多くいました。

 

ダンスがノリノリ

ダンスですが、小学生には難しいのでは?というような振付のダンスでした。流石アメリカ。お遊戯レベルのダンスではなく、ダンススクールで習うような振り付け。

ハワイらしく、ハワイアンミュージックに合わせて、フラダンスを踊るパートもありました!これも大きな子達は、上手でした。

 

劇もノリノリ

役になりきる学生の子達の演技力がすごい。皆本気です。オーバーリアクションな文化だからでしょうか。力が入ってると思いました。

日本で見た、セリフ棒読みのやらされ感満載の子供はいませんでした。

 

 

締めには全員で、手話で歌を歌う

f:id:anjelinax:20190728061731j:image

ずらっと並んだ子供達。髪の色も、肌の色も、骨格さえも違う子達が揃って、同じ音楽で手話と共に歌っている様子は、

日本生まれ日本育ちの私から見たら感動的でした。

本来それが普通であるべきなのに。

ディズニーランドの、it’a mall world を思い出しました。色々な国の子供達が「同じ」と言って、同じ歌を歌う。

皆違う外見だから、違う人種や宗教を受け入れやすい環境。

感動すると同時に、私もこの環境に20年前から身を置きたかったという願望。

いくら価値観がアップデートされるとは言え、

30代後半と10代でのインプットの質は人生観、考え方が異なってくると思います。

 

私は既に日本で、それらが形成された上で、この文化、思想の違いを見ている。

一度根付いた思考は、なかなか取り除く事は難しいです。

 

日本は島国で、人種も日本人が多いことで、かなり限られた思考になっている事は

日本で育った私にもわかる事です。

 

多様性を認める。

そんな環境で育った子供たちは、どんな人間に成長していくのか、

楽しみです。

 

サマーファンは、観光客でも、1週間だけでも参加できるものもあるので、

旅行で来た方は、ツアー旅行会社に問い合わせて見てください。

サマーファンの期間は、だいたい7月、8月で行なっています!

現地の子供たちと触れ合うと、英語も上達しますね!

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました