ワーキングマザーとして、働いてもう5年。
育休、3回取得。5年間常に0〜1歳児がいる為、ずっと時短です。
悩んだり、迷ったりする事が多々あります。
ずっとモヤモヤしてるのは、キャリアと家庭のバランス。
子供を産む前は、海外出張も行き、平日は23時ごろまで、時には休日返上で働いてました。
隙間時間には資格の勉強をしたり、精力的でした。
子供を産んでからは。キャリアを積みつつも、
子供を早く迎えに行かなきゃいけない、休みがちになる。
以前、妊娠中に管理職のオファーが来ました。
うちの会社の管理職は、プレイヤーも兼ねたマネージャーなので、単純に仕事量は倍になります。
時短で、育児をしつつ、仕事をさばけるのか?
夫の協力を得て、育休に入るまでに少し、挑戦してみました。
仕事量が増え、定時にも帰れなくなり、
保育園のお迎えは夫の仕事になりました。
私が子供達と会うのは、夕ご飯を食べ、お風呂も終え、寝る前の少しの時間だけ。子供達と過ごす時間が減りました。
すると。子供は正直です。
あれだけ、ママっ子だった子供達が、パパに懐くようになったのです。
過ごす時間に比例して、子供達の信頼を得たり、失ったりしていく。
帰りが遅く、一緒の時間を共有できないママよりも、一緒に過ごせるパパの方が好き。
少し、いえ とても、寂しくなりました。
まだ幼い子供達。やっぱり、今はこのかわいい子供達と一緒に過ごしたい。
そう思って、管理職は辞退しました。
三男の育休を終え、仕事にも慣れてきた折に、
プロジェクト主要メンバーに選ばれました。
若い子達にも、経験と知恵を広めて欲しいと。
リーダーではないものの、活躍できる場があるのは嬉しいもの。張り切っていた矢先に、三男が熱を出し、重要な決定をするプロジェクトMTGを欠席しました。
熱が下がり、出社すると、私の知らない事が決定されていました。自分がいなくても仕事がまわること。ワーキングマザーにとって、ありがたい状況でありながらも、少し、寂しさを感じます。
そして、主要プロジェクトメンバーからははずされ、ただのメンバーの一員としての活動に収まりました。
今の状況では、仕方のない事だとわかっています。
一日一時のスピードを争う事業で、しょっちゅう休むメンバーが主要ポジションにいれば、迷惑がかかります。
時短勤務なので、遅い時間の会議も商談も出れません。海外出張にも行けません。
でも今は、堪えるしかない。
だって、今は家庭を犠牲にできない。
今仕事にベクトルを振れば、きっと後悔する。
だけど、私もいい歳です。
会社にとってみれば、マネジメントもしない、
ただの古株一般社員は、お荷物でしかない。会社も、どう扱って良いのかわからないと思います。
会社からの目と、同僚、上司の目。
見えない圧力。
まだあと5年くらいかかるかな。
悩みながら、揺れながら、働いていきます。