ベビーベッドは不要です!家具のプロが一言!

ベビーベッドは不要です インテリアと家具日記
ベビーベッドは不要です

子供がもうすぐ生まれてくるパパさんママさんは、
ベビーベッドを買うべきかどうか?と
よく聞かれます。

家具プランナーとしての意見は「2人目以降なら買った方が良い」です。

3人育てて、家具を作っていたプロとしての意見です!

一人目だと、ベビーベッドは不要?

ベビーベッドは、柵がついて、大切な赤ちゃんを守ってくれるもの。
1人目の場合、他に危害を加えるものがない為、
床にベビー布団を直に敷いても大丈夫です。

ベビーベッドは場所をとるものですし、マットレスやシーツを
揃えるととても高いです。ベビーベッドは最高でも2歳位までしか
使わないので、1人目の場合は無理して買わなくても大丈夫です。

ですがお子様が2人目以降なら買った方が良いです!

1人目ならベビーベッドは不要!

ちなみにペットがいる場合
買った方が良いと思います!

なぜ、二人目以降だと必要なのか。

上の子がいたずらする可能性がある。

今まで自分ひとりの世界だったのに、突然
他の子が入って来た。びっくりしますね。

もちろん、子供によって、かわいがったり、
嫌がったり、様々です。

嫌がる場合、赤ちゃんに傷をつけたり、
暴力を振るったりする可能性があるのです。

私のお友達にもいました〜・・。
上のこの気持ちもわかるんですけどね・・・

赤ちゃんが2人目以降の場合、
上の子から守る為にも、ベビーベッドは使うべきです。

上の子の時間を作ってあげるため。

2人目以降は、生まれてくる赤ちゃんよりも、上の子の気づかいが大事。
って聞いたことはありますか?

私も育児本を読んで、上の子のケアに専念した時期がありました。
赤ちゃんは小さい頃の記憶は忘れてしまいますが、
お兄ちゃんお姉ちゃんは、もう記憶が残っている可能性が
あります。

上の子と遊んであげたい。

そう思った時にも、ベビーベッドは役立ちます。

上の子の為のベビーベッド

ベビーベッドに赤ちゃんを入れておけば、
安心して上の子と遊んであげられるからです。

ベビーベッドは柵があり、ベビーサークルの役目も果たしてくれるので、
中で遊ばせておくことも可能です。

ベビーベッドがあるメリット

ベビーベッドを買って良かったな、と思ったことの一番は、

「オムツ替えが楽」

という点です。

赤ちゃん時期は授乳とオムツ替えがたくさんあります。

夜中に起きて半分眠りながらおっぱいをあげて
オムツを変えて・・・というとき

「ベビーベッド」の高さは、本当に楽です。

特に出産をしたばかりの体だと、腰痛が
ある場合があります。

ベビーベッドがあるデメリット

ベビーベッドのデメリットは、
「場所をとること」
「処分に困ること」
の2つです。

ベビーベッドの通常サイズ

ベビーベッドの通常サイズはこれが平均です。

外寸「全体のサイズ」内寸「中のサイズ」
長さ130cm120cm
横幅80cm70cm
高さ100cm 


マットレスの置き場所「内寸」が長さ120cm×横幅70cmです。
これはほぼ決まっているので、ほとんどこのサイズです。

ベビーベッドそのものの大きさ「外寸」はもっと大きくなります。
長さ130cm前後、
高さはだいたい100cm前後。
横幅は80cm前後です。

これは商品によって差があります。

生まれたての新生児は40cm〜50cm程度なので、
最初に寝かせた時は、ベッドが大きすぎて
おどろくかもしれません。

けれど、生後5〜6か月になると
平均身長は70cm〜80cmになるので
ベビーベッドがちょうどよくなって来ます。

ベビーベッドは最長で2歳くらいまで使えるので、
長く使いたいのなら通常サイズのベビーベッドを
使った方が良いです。

コンパクトサイズのベビーベッド

部屋が狭い、場所をとりたくない。

そんな人の為に、コンパクトなベビーベッド
販売されています。

通常サイズコンパクトサイズ
長さ130cm70cm
横幅80cm95cm
高さ100cm100cm

コンパクトベビーベッドのメリット

寝室室が狭い場合にはとても良いです!

通常のベビーベッドよりも横幅が10cmほど小さく、
長さは約半分!
ベッドの横などにも置けますね。

また、最近では「コンパクトサイズ」「ミニサイズ」の
ベビーベッドは欲しいけれど、新品は高くて
買いたくない・・。という人が多いです。
その為、フリマサイトでも比較的
高く売れやすい傾向があります。

のちに売ることを考えると、コンパクトサイズは
人気のある商品ですので、良い選択と言えます。

コンパクトベビーベッドのデメリット

ただ、ちいさい為に長くは使えません
最長でも1歳までが限界になってくるでしょう。

赤ちゃんの成長スピードによっては、5ヶ月で限界に
なってくる人もいます。

長く使わないことを考えると、レンタルでも充分です。

また、マットレス・布団が専用品でないと使えない
点にも注意しておきましょう。

ミニサイズ、コンパクトサイズは
そのメーカーが特殊サイズとして
作っている為、普通のお店で
売られているマットレスは
使えません。

ベッドはネットで買って、
布団は西松屋〜という
自由な買い方ができません。

それでも、やはり
「寝室が狭いから」
という理由でコンパクトな
ミニベビーベッドを選ぶ人は
増えています!

コンパクトベビーベッドのおすすめ

こちらの「カトージ」さんはベビー用品を作り続けている老舗のお店。
赤ちゃんに対しての安全性にこだわって良質なものを
作られています。


ミニサイズだけでもたくさん種類を作られているので
たくさんの中から選べます。

添い寝専用ベビーベッド

コンパクトサイズ、やミニサイズよりも
さらにちいさいサイズのベビーベッドが
あります。

コンパクト、ミニベビーベッドのサイズは
横幅70cmですが、添い寝ベッドはなんと
横幅53cm!

生まれたばかりの新生児には
通常ベビーベッドは大きすぎるので、
新生児にはとても良いですね。

添い寝ベッドのメリット

「高さ調整が細かくできる」為、夫婦のベッドの高さに
合わせることが可能です。

通常のベビーベッドは、ここまで細かく高さ設定ができないので
夫婦のベッドと高さを合わせるのは難しいです。

添い寝ベッドのデメリット

ミニベビーベッドも同じですが
マットレスを同じ店で買わなくてはいけません。

添い寝ベッドはサイズが特殊なので
マットレスはセットでついていますが
敷パットや布団は同じ店で買わないといけないです。

ベッドの中に設置するタイプの添い寝ベッド

大人用のベッドの中に一緒に寝るタイプのベッドも売られています。

大人と同じベッドで寝られて、さらにベビーソファにまで変身するもの!

添い寝ベッドは使う期間が短い、というマイナス面を
無くしてくれています。

これは同業者として脱帽!
魅力的なアイテムです〜♪

一人目ならば、ベビーベッドではなくこちらの方が
処分にも困らなくて良いですね。

添い寝のメリット

そもそも「添い寝」して大人と子供が
一緒に寝る、というスタイルは
日本独特のものです。

欧米では子供は個室で一人で寝るので、
大人と一緒にベッドで寝る習慣が
ありません。

添い寝の習慣は欧米にはありません

ですが近年の研究によって
添い寝には子供の心に良い影響を与える
ことがわかって来ました。

子供の今しかない、かわいい時期に
一緒に寝られることは、
とてもぜいたくなことです。

ベビーベッドは買うべきか、レンタルか

1人目でも、2人目以上を考えているなら、ベビーベッドを購入しても
良いと思います。
2人目以降で必ず必要になってくるので。

ただし、どうしても「処分」が困る、という方は
レンタルを検討してみましょう。

ベビー用品のレンタルなら【ベビレンタ】

価格は買っても借りてもあまり変わらないよ!

ベビーベッド無しで乗りきる場合

ベビーベッド無しで乗り切る場合は、
布団を川の字にして寝るか、
大人一緒にベッドで寝るか、です。

布団で寝る場合もベビー用布団は必ず用意してあげてください。

ベビー布団は赤ちゃんの安全や素材に
配慮しているものです。大人と一緒だと、
肌が荒れたり、寝にくかったりします。

ベッドで寝る場合は、「ベッド自体を低いものにする」か、
ベッドにベッドガードをつけて、落ちないように
注意してください。

ベビーベッドの詳細

ここから先は少し難しい話に
なりますので、不要な人は
読み飛ばしてくださいね〜!

安全マークについて

日本で売られているベビーベッドには
安全基準が設けられています。

基本的に、PSCマーク、SGマークがついています。
PSCマークが無いと「ベビーベッド」として
販売することができない法律になっています。

もし、販売しているベッドにPSCマークが
ついていないようでしたら、問い合わせてみてください。

ベビーベッドの代用品について

ベビーベッドの代用品として、
収納ケースなどを使うのは危険なので
やめてくださいね!

ベビーベッドとして売られているものは
厳しい安全基準や検査をパスして
作られていますので安全ですが、
他のものは認められていませんので・・!

ベッドメーカーとしての意見

ベッドを作る側・売る側としては、人一人が寝る家具は、
より「短い期間」のベッドを使ってくれた方が良いです。

その方がたくさんベッドを買ってくれるからです。

ベビーベッドは最長でも2年しか使いませんので、
最初に購入してもらったら、1年後か2年後に
購入のチャンスが回って来ます。

それからできれば子供用のベッドを買ってもらい、
大人用のベッドを買ってもらい・・・と
ずっと買って欲しいのが作り手・販売側の気持ちです。

「ベビーベッド」が1人目ならばあまり必要がないのに、
たくさんの家具店が進めてくるのはそういう理由です。

3人育てた筆者の場合

事前にベビーベッドのことを色々調べ、1人目はベビーベッド無しで、
2人目はベビーベッド購入しました。3人目はすでに処分していたので
購入ではなく、レンタルにしました。

とても良い選択だったと思います〜!

一人目の場合、ベビーベッドは不要です!

1人目の場合はベビーベッドは不要である理由を説明して来ました。

ですが、2人目以降ならば必要になって来ます!

こちらで紹介した、コンパクトベビーベッドや、
添い寝ベッドも、検討してみてください。

赤ちゃんの可愛いかわいい時期を
思いっきり楽しんでくださいね〜!

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