アメリカの小学校教育は、日本の教育とは異なります。
学校によって内容も少し異なりますが、ハワイではほぼ同じ内容で教えられているとのこと。
小学2年生の算数:足し算
小学1年生の時に、1+3=4のような簡単な算数を解きます。
そして100まで数えて、次になんの数字がくるか?なども覚えておきます。
小学2年生になると、その足し算に、「解き方」を問う問題が出てきます。
式と答えだけではなく、「どうやって解いたのか」を説明する必要があります。
Count on 数える
Doubles plus one
例えば8+3だったら、8から数えはじめて9、10、11・・・と数えていく。
シンプルです。
解答例はそのまま、9、10、11 と記入します。
Doubles plus one 10に1をたす
Doubles plus one
同じ数を2つ足したものを、まず覚える。
そして、はみ出した数をその数にたすというやりかた。
解答例は、8+9だとしたら
8+8=16 (これは暗記)
16+1=17
ちょっとTricky..
Make a ten 10をつくる
一つの数字を分解して、まず先に10を作る、という方法。
6+8の場合
8を4と4に分解して、6と4を合わせて10を作る。
解答例は上の図を書く。左の分解式でも、右の線図でもどちらでもOK.
分解するのは前、後ろ、どちらの数字でもOK.
通常の問題
上記の「解き方」を使用して、問題を解くことを
求めれらます。つまり式と数字だけを書くだけではダメ。
「解いた途中の過程」を求めれます。
カレンは5つの赤いりんごと6つの黄色のりんごを買いました。全部でいくつ買いましたか?どう求めたのか書きなさい。
まずこの文を読まなくてはいけないのが、言葉の問題がある子供の辛いところですね。
少し複雑な問題
友達が、間違った答えを選びました。
どうしてこの解答になってしまったのか、
その過程を想像させる問題。
リディアはDを解答として選びました。なぜその答えになったのでしょうか?
答えは本来8をダブルにしなければいけないところ、9をダブルにしてしまって、
1を追加した・・です。
少し複雑ですね。
これを1日で習います。
単元ごとに更新していきます。